清楚なイメージの白無垢
白無垢は和装の中でも最も格式の高い衣装で、もともとは武家の結婚式で着用されていました。真っ白で清楚な花嫁にぴったりな衣装で、和婚の定番衣装といえます。小顔で色白の人に似合う衣装で、首が長いとよりすっきりと着こなすことができます。素材や折り方によって印象も変わり、純白であるものの柄が入っているので華やかさもあります。ヘアスタイルは髪を文金高島田に結ったり、カツラをかぶったり、洋風にアレンジしたり色々なスタイルが可能です。
華やかで柄も豊富な色打掛
華やかな色打掛も、神社婚で人気の衣装です。色の種類も豊富なうえ、柄もさまざまなタイプがあるので、選択肢が多いのも嬉しいでしょう。色打掛を選ぶ時は、肌の色に合わせて選ぶのがコツです。イエロー系の肌なら緑やゴールドをメインカラーに、ピンク系の肌なら紫やシルバーをメインカラーに、オークル系の肌なら赤やピンクがおすすめです。柄は縁起物が描かれていることが多く、鶴や松は長寿、ボタンは幸福、梅は美を象徴するので、意味合いも考えながら柄選びをすると良いでしょう。
平安時代の姫君のような十二単
十二単は皇族の結婚式で着用されるイメージがありますが、一般の人も十二単をレンタルできます。色の重ね方によって印象も変わり、清楚な花嫁、可愛らしい花嫁、クールな花嫁など、自在に演出が可能です。ただし、重さが20キロ近くあるため、体力勝負となります。花嫁が十二単の場合、花婿の衣装は束帯です。まるで、蒔絵から飛び出したような雅な結婚式となるでしょう。
三重の神社婚における所要時間は、20分から30分程度です。神社婚の始まりは東京大神宮とされており、その特徴として、神酒をいただいて、夫婦が交互にこれを飲み干すことが夫婦の契りとされています。